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大阪国際がんセンター・研究所内
TEL/FAX:06-6945-0355

会長挨拶(第26回会長)

土岐 祐一郎 
(大阪大学医学系研究科 外科学講座 消化器外科)

  このたび、第26回日本がん転移学会学術集会・総会を平成29年7月27日から28日まで大阪国際会議場にて開催させて頂く光栄に感謝申し上げます。大阪では第24回学術集会を伊藤和幸先生が開催されていますが、教室としては大阪大学病態制御外科門田守人教授が第14回学術集会を開催してから12年ぶりの開催になります。大阪に所縁の深い日本がん転移学会を開催させていただく栄誉を改めて会員の皆様のご支援に感謝申し上げます。

  日本がん転移学会は1992年に設立以来、がん転移による死亡率減少を最終目的とし、基礎、臨床(外科、内科)、開発(創薬、機器)が三位一体となり研究を通して実質的討議を行い、がん転移研究の発展、診断治療の進歩普及をめざす非常にユニークな学会です。国際転移学会(Metastatic Research Society)とも連携しグローバル化に対応し、常に最新の情報を交換し、また企業の臨床開発とも連携しております。  第26回日本がん転移学会学術集会・総会では、大会のテーマとして「微小転移の制御によるがんの根治を目指して」を掲げました。近年、外科医療、集学的治療の進歩により、多くの癌の切除は可能になりましたが、やはり、最も恐ろしいのは術後の癌の再発です。「転移を制するものは癌を制する」というのが本学会の基本理念です。外科医にとってはこの微小転移は最大の敵でありながら、メスで戦う相手ではないので何とか諸先生方の知恵を拝借したいと日々感じております。そこで私は外科医として今回、このがん微小転移に注目し、新たなる診断法、免疫細胞との関連、がん幹細胞との関連を取り扱うことを予定させていただきました。本学術集会では臨床、基礎、創薬の各々の立場からご討議いただき、有益な情報交換、学術振興の場所にできればと考えております。

  会期中の大阪は天神祭りが終わり、とんでもなく暑い夏を迎えているところです。会場には是非とも涼しい装いで(ネクタイを外して)ご参加頂き、熱い討論をお願い致したく存じます。多くの学会員の皆様に参加いただけることを、心よりお待ち申し上げます。

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